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TGS2014 エンジェルモート

東京ゲームショウ2014、コスプレエリアへ入ってスグの場所で見つけた『ひぐらしのなく頃に』の「エンジェルモート制服」。

どこかで見たことがある…
失礼かもしれないのですが、レイヤーさんへ興味が行くよりも先に衣装の方へ目が行ってしまうのがサガと言う物でしょうか!?
大抵の場合、生地の質感だったり細部の造り込みに真っ先に興味が行ってしまうのです。
どうやっているのかな?とか。

見覚えのあるエンジェルモート制服、間違いなくウチの衣装デス。
が、早々に囲み撮影となってしまいレイヤーさんに接近できん!
やっぱ、人気高いわぁ~と。

何とか使える写真は、コレだけ。

ひぐらしのなく頃に/竜宮 レナ
C/N:葵ひなたさん

このお二人共に、どちらも同じ衣装です。
すごく特徴のある設計(旧タナトス設計ね)だから、他に同じ物はまず無いはずです。

ひぐらしのなく頃に/園崎 詩音
C/N:つぐさん

自分が関係した特徴のある部分というのは見てすぐに判るもので、それがコピーされた物なのかも大抵はスグに判断できます。
そのシルエットを出すために工夫した部分というのは、そのままコピーするとその造形に対してのポリシーが無いから確実に劣化コピーとなる。
ただ何となく"その形"になっている、ということが多いわけです。

このエンジェルモート制服も、元は旧タナトスの設計ながら綺麗なシルエットをそのままに、細部に若干の変更を施しています。
こういった伸びない生地で身体にフィットさせる衣装では、着こなすのが難しいところがあります。

その弊害と言いますか…ちょっとサポートし切れていなかった部分が目についてしまいました。

たぶんひなたさんでは無い他のご購入者からもご指摘を受けていたのですけれども、ニーソが膝丈に届いていないのです。
普通のストッキングはある程度伸びるので膝上まで伸ばすことが可能なのですが、今回の生産ロットはフィギュアのような光沢を付けるのを優先してしまったことから生地が伸びません。

このため、細いスタイルの人が着る場合には背丈に比べてワンサイズ小さくなることから、ニーソの長さが足りなくなるということに…
ひなたさんが、これをこのまま使用したもの。

これに対して、つぐさんの方は既存のストッキングに付け替えています。
一応、ご購入者にはニーソが短い場合には既存品を使い改修を行なってもらうようには書いています。
その代わり、フィギュアのようなストッキングの光沢は出なくなります。

このニーソの部分、次の生産ロットでは絶対に改修しなければいけない部分となるのですが…

ひなたさんの方は、これだけのカメラが集まっている中で、サポートし切れなかった自分に少し後悔と腹立たしさが残ってしまいました。
ストッキングの部分、再度の撮影予定があるようであれば、ご連絡をいただければ既存のニーソを流用して膝丈に合わせてお直しします。
それが、次の生産ロットへの改良点となり繋がりますから。

時間を置いて再度の撮影を試みましたが、やはりカメラの人垣ができていて接近不可。
結局、そのまま時間オーバーとなりました。

コスプレエリア外、バックから狙っている人がいますね。
ドコ狙っているのか、知りませんけども。
こういうのは、マナー違反です。

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