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モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)

昨夜の『モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)』(原作:ミニスカパイレーツ)の第5話を見ていて思った。

この作品って、昔のハリウッド映画『レッド・オクトーバーを追え!』に似てる…と。
『ミニスカ…』の原作は読んでいないので判りませんが、もしかしたら作者かスタッフの誰かがこの映画の影響を受けているのかもしれません。

方や「萌え系青春もの」と、「スリルサスペンスもの」とで中身は全然違いますが。
ほとんど室内でドラマが完結しているところが同じなのです。

これって、実写をやったら面白いんじゃないかなと思った。
役者の演技力が求められますが、まず大きなセットが必要ないからお金がかからない。
『レッド・オクトーバーを追え!』は潜水艦の中だけでドラマが進行、そこで緊迫感を演出しています。
この『ミニスカ宇宙海賊』も、ほとんどオデットII世の艦橋内だけでドラマが進行してる。

だから実写ドラマにしても、室内撮影がメインで出来るのではないかということ。
宇宙船はCGで描けば何とかなるでしょう。
無重力状態のシーンがありますけども、某お父さん犬も宇宙へ行ってるわけだし。(笑)
バネとワイヤーを使ったシュミレーション装置ってありますよね、これを使って撮影してワイヤーはCGで消去、背景を合成、、、なんて。

マンガ等を実写化して失敗する原因は、キャラクターが特殊能力を持つ"スーパーマン"だから。
これが、先に植え付けられたマンガやアニメ・漫画のイメージと大きく乖離してしまうことから批判を浴びます。
現に人間ドラマがメインの『GTO』や『ブラックジャックによろしく』『仁』などは、実写ドラマでも視聴率で成功しているわけですし。

テレビが不振の今、この『ミニスカ宇宙海賊』なんかは面白いんじゃないかなぁ、などと思ったのでありました。
今の時代、コンテンツの賞味期限が極端に短くなっていますので、出版社がメディア発信力を持ちマルチメディア展開をしないと生き残れません。

それにしても「白鳳女学院」の制服って、コレに似ていますよね。
セーラー服かブラザーかの違い。

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