スク水マスクに薄いピンクの「さくら」を追加
ネイビーの「スク水」マスクと同じ水着生地で製作したファッション性が高い布マスクに、春コーデに最適な薄いピンク色『さくら』を追加いたしました。
マスク市場は、不織布マスクがカラーバリエーションも含めて潤沢に供給されるようになったこと、ファッション性の高い布マスクにも選択肢が増えたことから、スク水マスクは夏頃の一時期ほどの爆発的な販売状況にはありませんが地味に売れ続けています。
「さくら」の生地は他のカラーと同じく、旭化成の耐塩素性を向上させた高性能スパンデックス系ロイカの水着生地を使用しています。実はこのピンク生地は、探すのに苦労いたしました。メーカーのカタログには掲載されているのですが、在庫を持っている布問屋さんが全く無かったのです。水着としては、あまり売れないカラーの生地なのでしょうか
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そんなこんなもあり、薄いピンク生地を取り寄せるのに少し時間がかかりましたが、スク水仕様の「ネイビー」を筆頭に、白スク水仕様の「白」、「黒」「青」「ライトブルー」「ピンク」に「さくら」が追加となりました。
ネイビーのスク水仕様以外は売れていない
ネイビーの水着マスクは「スク水仕様」として地味にソコソコ売れ続けてはいるのですが、正直なところ他のカラーバリエーションはタイトルの訴求効果も薄いことからそれほど売れてはいません。このため、在庫も必要最小限にはなっていますので金銭的な負担は大きくはないのですが。
「スク水マスク」のタイトルを付けることは、イロモノの側面もあることからある程度は話題性で売れるわけですが、他のカラーでは実際の「スクール水着」には存在しないカラーでもあることから、なかなか「スク水」と謳うには難しいものがあります。似て非なるもの「スク水仕様」になってしまっています。
そこへまた、不織布マスクと布マスクとの飛沫の飛散や予防効果などが公表され、布マスクの劣勢が伝えられてからは、売れ方がさらに鈍ったようにも感じます。
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感染で重要なのは、密閉された空間で感染した飛沫(エアロゾル)を吸い込むことと、接触感染にあります。
不織布マスクに比較して、編み目で劣る(呼吸のし易さ)といわれる布マスクにも全く効果が無いわけではなく、
- 不織布マスクと2重に使用、または不織布フィルターを挟む
- マスクをすることで目や鼻の周囲を触る機会が減る
工夫次第によっては、ヘタな安い不織布マスクよりも予防効果は高くなるのでもあります。
"さくら"スク水マスクのメリットとは
常に肌に触れることを考えて開発された水着素材生地
まず、性能はすでに同じ水着生地の「スクール水着マスク(ネイビー)」で、夏頃に続き繰り返しご注文をいただいている方が複数人いらっしゃることからも、使用していただいた方には証明済みです。
- 繰り返し洗って使える丈夫さ
- 濡れてもすぐ乾く速乾性
- 呼吸で蒸れない通気性
- 肌に触れる素材、快適な着け心地
- 顔にフィットする立体成型
常に肌に触れる水着素材ならではの「肌に優しい」などが、指示されている理由の一つでもあります。
今日の洋服に合わせて選ぶファッション性
布マスク、ウレタンマスクの最大の利点がその豊富なカラーリングにあります。不織布マスクではその大半が白、選べて青かピンクが一般的です。
ビジネス用途ではこれでもよいかと思いますが、プライベートや通勤・通学途中などではせめて新型コロナ禍で沈みがちなテンションを明るく持ち上げてくれるマスクを選びたいと思うのは自然なことかと思います。
春コーデのファッションにも合わせやすい薄ピンク「さくら色」
「桜色」というカラーが日本の歴史の上で最初に登場するのが、『古今和歌集』の「桜色に衣は深く染めて着む 花の散りなむ後の形見に」という詩です。なお、当時の「桜」といえば「山桜」のことで、今私たちがイメージする「ソメイヨシノ」の薄いピンクよりも濃いピンクを指しています。
このように「桜」は、古くから日本人の心の奥底に深く関わってきました。厳しい冬を堪え忍び、春になり暖かくなりさくらの花が咲く時期を心待ちにする、「さくら咲く」という言葉が全てを表現しています。
「桜」の花びらをイメージした薄いピンクは、白のように主張が無いわけでもなく、ピンクほどの強い主張もありません。これは、どのような洋服にも合わせられる万能性を意味しています。
ベージュ系カラーは、ファンデーションなどの化粧汚れが着いたとしましても目立ちにくく、また肌の色がトーンアップされることから顔色がよく見えるというメリットもあります。
これから暖かくなる春に向けて、洋服のカラーも明るく原色を多用するものへと変わっていくかと思います。万能にコーディネートできるネイビーから、今度は気持ちを明るくする薄ピンク「さくら」を使用してみてはいかがでしょうか。