コスプレモデル

サンプル撮影のやり直し

先週末、試験的に一度サンプルの撮影をしたのですが、写真の仕上がり具合に納得がいかなかったので、同じ「ネコメイド」の衣装を再度やり直しです。

スペースに制約がありますので、ライトの位置などが固定されます。
これによって、今まではあまり問題とはならなかった「影」が問題となるようになりました。

今までの撮影は、比較的スペースが広くて外光がかなり入ってきていたためにライトの影はそれほどはっきりとはできませんでした。
今回の店舗スペースでは、外光がほとんど入ってきませんので「光」を制御してやる必要性が生じます。

イロイロと問題があり、特にカメラに取り付けたフラッシュ。
ディフューザーを付けてバウンスをしていてもこれが強すぎるのか、フラッシュを上手くコントロールできていません。
また、これによって「白」が飛んでしまっています。
天井が「黒」というのも条件が悪いかも…
フォトショで修正をかけても限界がありますし、影はどうにもなりません。

そこで、フラッシュをカメラから離します。
そのために、専用の連動するトランスミッターを急遽買って来ました。
以前から多灯フラッシュはやってみたいとは思っており、そのために最初から外部フラッシュもスレーブ機能の付いた物を購入していたので。

フラッシュをサンプル衣装の横に設置、光をレフ板に反射させてトルソーの裏側へ回り込ませます。
これで、完全とは言いませんが背景に移る影がかなり緩和されたと思います。
左が先週撮影したモノで、右が今回のモノ。

まぁ、この一枚を撮るのにフラッシュの位置を上へ下へ、右へ左へと回転させて何枚もテストしましたけども…
写り具合を見ながら何度もやり直せるのは、デジカメならではです。
銀塩フィルムの時代じゃ、絶対にできません。

マネキントルソーの影の形がはっきりと背景紙に出ていたものが、無くなりましたけれども…
なかなか納得のいくモノが撮れません。

試行錯誤が続きます。

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